Audibleには「家族プラン」という専用プランは用意されていません。
ですが、Amazonアカウントそのものを家族で共有すれば、実質的に家族利用は可能です。「共有できるなら便利そう」と思われるかもしれませんが、実は再生位置や視聴履歴も一緒に共有されてしまうため、思わぬ落とし穴もあります。
この記事では、共有できる端末の台数の目安と、共有する前に知っておきたい注意点を整理します。
Audibleに「家族プラン」はない
AudibleはAmazonが提供するオーディオブックサービスですが、NetflixやYouTube Premiumのような「家族向け料金プラン」は存在しません。
家族で使いたい場合は、Audibleの契約単位であるAmazonアカウントそのものを共有する、という形になります。
つまり、家族専用の仕組みがあるわけではなく、あくまで「1つのアカウントを複数人で使い回す」という運用です。
共有できる端末の台数の目安
1つのアカウントで同時にログイン・利用できる端末には上限があります。
目安としては、iOS端末(iPhone・iPad)が3台まで、Android端末が3台までとされており、パソコンなどその他の端末も含めると、合計で6〜9台程度まで登録できる環境が一般的なようです。
ここで押さえておきたいのは、これは「利用できる人数の制限」ではなく「端末の登録台数の制限」だという点です。
家族が3人いても、それぞれの端末台数の合計が上限内に収まっていれば利用自体は可能、という考え方になります。
共有すると何が起きるか(注意点)
家族でアカウントを共有する場合、次の2点は事前に知っておいた方がよさそうです。
ある意味、それは使用者(利用者)にとってのデメリットになるかもしれないからです。
- 再生位置(ブックマーク)はアカウント単位で管理されているため、家族の誰かが別の端末で同じ本を聴くと、再生位置が上書きされてしまうことがあります
- 購入したライブラリや視聴履歴もアカウント全体で共有されるため、誰が何を聴いているかが家族に見える状態になります
「続きから聴けて便利」という機能は、裏を返せば「自分の聴いている場所が家族に上書きされうる」というリスクと表裏一体、ということになります。
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余談ですが、我が家(tao家)ではAudibleのアカウントを家族で共有していません。
利用しているのは筆者一人だけです。
それでも、iPhone・iPad・iMac・Amazon Echoと複数の端末を使い分けているのですが、直前まで聴いていた場所からどの端末でもすぐ続きが聴けるのは、地味にありがたい機能だと感じています。
これは「デバイス同士が直接データをやり取りしている」わけではなく、Audibleのアカウント側に「どの本を」「どこまで聴いたか」という情報が記録されていて、ログインした端末がそれを参照しにいっている、という仕組みです。
家族で共有していなくても、一人で複数端末を使う場合にはこの仕組みの恩恵をしっかり受けられます。
豆知識 〜 Amazon Echoで聴くと再生速度が制限される
複数端末で聴く方向けにもう一つプチ情報を。
Amazon Echo(Alexa)で音声コマンドを使ってAudibleを再生する場合、再生速度は0.75倍速から1.5倍速までの範囲でしか調整できません。
スマホやパソコンのAudibleアプリでは0.5倍速から3.5倍速まで細かく調整できるのに対し、Echo経由だとその半分以下の上限にとどまる、という違いがあります。
これはEcho端末の世代が古いからというより、Alexaの音声コマンド経由での再生という仕様自体に、速度調整の上限が設けられているためのようです。
普段アプリで倍速を上げて聴いている方が、たまにEchoで聴くと「あれ、思ったより遅いな」と感じるとしたら、この仕様が理由だと考えられます。
おまけ、便利なEchoへの指示
- Echoでの耳読書の開始
- ➡ 「アレクサ、本読んで」
- ★ 直前に聴いていた本の読み上げスタート
- ➡ 「アレクサ、本読んで」
- Echoでの耳読書の終了
- ➡ 「アレクサ、終わり」
- 再生されている速度を変える場合
- ➡ 「アレクサ、1.5倍速」
- 一定時間で止めたい場合(就寝時の視聴などで便利)
- ➡ 「アレクサ、30分で止めて」
- ★ 30分経ったら、読み上げを停止する
- ➡ 「アレクサ、30分で止めて」
- 音量を大きくする場合
- ➡ 「アレクサ、音大きくして」
- 音量を小さくする場合
- ➡ 「アレクサ、音小さくして」
まとめ
Audibleには家族プランこそありませんが、Amazonアカウントを共有すれば家族利用自体は可能です。
ただし、再生位置の上書きや視聴履歴の共有といったトレードオフがある点は事前に知っておきたいところです。
逆に一人で複数端末を使う場合には、この「アカウント単位の管理」がむしろ便利に働きます。
共有する・しないは、家族の聴き方に合わせて選んでみてください。
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